桐材の種類について

国内では下駄で有名な会津桐、中国桐、北米桐。ブラジル桐、アルゼンチン桐等があります。

会津桐は、厳しい寒さと湿潤な風土により、 木目が太くはっきりと浮き出ます。外国の桐材に比べると、見た目が美しく、粘りが強い桐材です。最近は海外から輸入された桐が多く出回っていますが、 気候の暖かい外国で育った桐は、木目と木目の間隔が広く、桐たんすに適した桐材とはいえないものもあります。  

しかし、外国産の桐が会津桐よりすべて劣るわけではなく、例えば北米、アメリカの桐は目が細かくしっかりとしていて質の良いのものが多いです。ただし、中国の桐に関しては、質が悪いものが多く、まともな桐たんすを造るのは不向きのようです。

また、安い桐たんすはファルカタ材、アフリカ桐。油桐を使用してある場合がありますが、これらは伝統的な桐たんすには使用しない素材です。一般の人が見分けるのが困難なので気をつけましょう。

桐は、目の細かい綺麗な木目のものが一番高級とされていますが、こういう桐は桐たんすでは前側の化粧用練りつけ板として使用するので多くは使いません。スカスカした柔らかい桐はもちろん桐たんすには不向きです。そこそこ目が詰まっている硬度がある桐は、桐材として狂いにくく、桐たんすへ使用するのに向いています。