ネットから店頭への動線を作る

 ネット販売のように受注や発送、代金回収に手間がかかる売り場では、あまり安い本を扱っていたのでは商売になりません。なるべく高価なものを出すようにして単価を上げます。一方、店頭販売では取引自体はすぐに完了するので、50円などの安価な本でも取り扱いが可能です。このように売り場の特性に応じた形に品ぞろえを最適化していくことで、下は50円から上は数十万円もする本まで満遍なく扱える本屋になると思います。

 店売りだけでは売れなかったような本まで扱えるようになったので、メリットは大きいのではないかと思います。

 でも、高額の本を一目見て即座に購入を決める人は少ないのが実情です。店頭で高価な本を買ってくれるお客様は、あらかじめ店のサイトを通じてその店にそうした本があるということを知ってて来店するケースが大半を占めています。ネットで情報を得て、店頭で実物を確認してから購入を決めるわけです。通信販売だけをしていても、こうしたことは起こりえないでしょう。販路としての比重はネット通販のほうに軍配が上がるかしれませんが、現実の店舗があったほうがお客様も安心するし、買い取りにも有利にはたらくと思います。

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